インファクト

調査報道とファクトチェックで新しいジャーナリズムを創造します

Page 21

【コロナの時代】菅総理会見の裏で起きている事実

【コロナの時代】菅総理会見の裏で起きている事実

5月28日の菅総理の会見。従来の質疑に比べて意味の有る内容だった。InFactは安倍総理当時の記者会見を問題を指摘してきたが、その頃に比べればマシになってはいるという印象だ。しかし、問題が無いかと言えば、それは違う。日本のリーダーの記者会見としては、依然としておかしなものとなっている。参加できる記者数を特定の社以外につ...
【コロナの時代】友人が感染した(後編)

【コロナの時代】友人が感染した(後編)

58万4086人。 これが21年4月29日現在の日本の新型コロナ累計感染者数だ。大阪で一日の感染者1000人超が常態化するなど、感染終息への道筋はなかなか見えない。実はこの累計感染者数は国際的に見たら突出しているわけではなく、人口で倍とは言え、アメリカの累計感染者数は既に3200万を超え、死者数は日本の感染者数に匹敵す...
[FactCheck]「同意なく『眠っている又は意識なし』の人と性行為した場合は犯罪にならない」は誤り

[FactCheck]「同意なく『眠っている又は意識なし』の人と性行為した場合は犯罪にならない」は誤り

若い世代の政治参加を促す活動を行う団体・「NO YOUTH NO JAPAN」が、「同意なく『眠っている又は意識なし』の人と性行為をした場合でも犯罪にならない」ため、「不同意性交等罪」の創設が必要と主張する画像を投稿した。しかし、相手が「眠っている又は意識がない」ことに乗じて性行為を行った場合には、準強制性交等罪が成立...
[FactCheck] 「ベストマザー賞の蓮舫 授与団体の特別顧問」はミスリード 受賞は2010年、その後に顧問就任

[FactCheck] 「ベストマザー賞の蓮舫 授与団体の特別顧問」はミスリード 受賞は2010年、その後に顧問就任

ジャーナリストの石井孝明氏が、立憲民主党の参議院議員・蓮舫氏について、「蓮舫がベストマザー賞って笑えたのだが、ググると、この団体の特別顧問が蓮舫だそうです」と投稿。あたかも蓮舫氏が自ら役職を務める団体から賞を与えられたかのような表現だが、実際は蓮舫氏の受賞は過去の出来事で、特別顧問就任はそれよりも後だ。(大船怜)(※追...
【政治と金の研究】政治資金の監視目指す「政治資金センター」が公益法人格取得 全政治家のデータ公開が目標

【政治と金の研究】政治資金の監視目指す「政治資金センター」が公益法人格取得 全政治家のデータ公開が目標

市民が政治と金の問題を監視する新しい取り組みとして始まった「政治資金センター」に公益法人格が付与されることが決まった。関係者が明らかにした。今後、税制上の優遇措置を受けられるようになり、活動に弾みがつくことになる。(アイ・アジア編集部) 「政治資金センター」は、有権者が常に政治家や政党、政治団体の金の流れをチェックでき...
【政治と金の研究】新しい調査報道考えるシンポ報告(1) 全国会議員と知事の政治資金公開目指す「政治資金センター」の発足

【政治と金の研究】新しい調査報道考えるシンポ報告(1) 全国会議員と知事の政治資金公開目指す「政治資金センター」の発足

調査報道を専門とする記者や研究者がジャーナリズムの重要課題について議論するシンポジウム「ジャーナリズム・フェスタ」。その第4回が10月28日、大阪市で開かれた。ジャーナリストの職能集団やNPOが2010年から実施しており、今回は「国境越え協働する調査報道の新地平を考える」をテーマとした。この春のパナマ文書報道を例に、携...
【政治と金の研究②】菅総理の不可解なパーティー 

【政治と金の研究②】菅総理の不可解なパーティー 

政権発足から1か月が経った菅義偉総理。その政治資金の流れを見ると、不可解なパーティーの存在が浮かび上がる。それは高級ホテルで格安で開かれるパーティーだ。普通の人が開催するのは「不可能」なパーティーだという。大臣規範には「国民の誤解を招きかねないような」パーティーの自粛が決められているが。(立岩陽一郎) 前回から「横浜政...
Return Top