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豪雨災害でボランティアが体験した困難とは①

家に帰り、荷物づくりにかかる。趣味の日曜大工で使っている、ハンマー、金づち、バール、カッター、ペンチ、ナイフの工具も愛車に積んだ。

現場に持ち込んだもの スコップは寄付した為ありません 写真:加藤雅史
現場に持ち込んだもの スコップは寄付した為ありません 写真:加藤雅史

ゴミとなった日用品の撤去には、こうした物が役に立つ。買い物を済ませてから自宅に戻り、宿泊場所が確保できないことを想定して、寝袋やテント、懐中電灯、クーラーボックスなどを積み込んでいく。

災害現場では、断水している地域が多くトイレは使えない場合が多いので携帯トイレを持っていった。Lサイズのジップロックでも十分役に立つ。自己完結。それがキーワードなのは言うまでも無い。

準備を一通り終えてツイッターを見ていると、広島県三原市の市民による「ボランティアが足りていない」という投稿があった。未だ報道されていない被災地を見つけた私は、彼の地を目指すことにした。

7月14日午前6時、妻と母に見送られて横浜を出発した。自宅のある横浜から広島県三原市までは、およそ750km、1時間ごとに10分ほど休みながらの長距離移動だ。三原市のボランティアセンターに状況を確認しようと思い電話をしてみると、「是非、お越しください。車でお願いします、移動に車が必要なんです」と担当者が言った。

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