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トランプ大統領の「前大統領による盗聴」の根拠に女性ジャーナリスト?(42)

トランプ大統領はその根拠を示していないが、トランプ政権の幹部がメディアに出て大統領の指摘に根拠が有ると説明してまわっている。
ニューヨーク・タイムズ紙は、これまでの幹部らの発言を検証。それらが誤った引用や根拠の薄弱な過去の報道に基づいた内容だったと報じている。
こうした中、ワシントン・ポスト紙は7日、ニューヨーク在住のジャーナリストでルパード・マードック氏が経営するニューズ・コープ社で役員を務めるルイーズ・メンチ氏の記事が根拠になっている可能性が最も高いとする記事を掲載。
記事によるとメンチ氏は、大統領選挙投票日前日の去年11月7日に自身が運営に関わっていたオンライン・メディア「ヒート・ストリート」に以下の見出しの記事を書いている。
「スクープ!FBIがトランプ陣営とロシアとのつながりを捜査するための令状を入手」
この中で、メンチ氏は、FBIが入手したのはトランプ陣営の米国民とロシアとの関係を捜査するためのスパイ摘発のための令状だったとしている。当時は全く注目されなかった記事だが、トランプ大統領のツイートをきっかけに注目を集め、メンチ氏は6日、記事は大統領が盗聴されたとの主張を裏付けるものではないとツイート。
メンチ氏は英国出身で、英国で国会議員を2年務めた後に夫と子供とともにニューヨークに移住したという。現在、45歳の彼女は、ニューズ・コープ社で新たなオンライン・メディアの開発に関わっているという。

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