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トランプの米国とどう向き合うか? (24)~ お笑い番組 のトランプ政権批判に見る米メディアの気骨

まだ続く。次はマスコミとの緊張した関係が続くホワイトハウスのスパイサー報道官がやり玉だ。扮したのは女性タレントのメリッサ・マカーシーさん。記者会見で、抗議活動の止まないイスラム教徒の入国禁止問題について話し始める。

|サタデーナイト・ライブ(NBCテレビ)
|サタデーナイト・ライブ(NBCテレビ)

ニューヨーク・タイムズ紙の記者が質問。

「その入国禁止の件ですが・・・」

「違う、入国禁止とは言っていない。それは勝手に君らが言っている言葉だ」

「いやいや、そうではないですよ。大統領はツイートで、『イスラム教徒の入国禁止措置について…』と書いています」

「いや、そう言ったのは君だ。君が言ったんだ。それは君の言葉だ」

言っていることは破たんしている。「報道官」は、「お前らもCNNのようになるぞ」と恫喝。
すると場面がかわって、CNN記者が檻に入れられている場面が出てくる。

メディア批判を続けるトランプ政権だが、以前紹介したABCテレビのインタビューの様に米メディアも黙っていない。その姿勢がお笑い番組にまで現れているところに米国社会の健全性を見る。

 

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