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トランプの米国とどう向き合うか? (16)~トランプ大統領に毅然と対した米TVキャスターの気骨

仮に日本で世界的に注目された総理大臣が誕生したとしよう。その総理大臣が某テレビ局に単独取材を許可したとして、テレビ局の第一声は次のようになるだろう。

「総理、まずはご就任おめでとうございます。就任から5日ほど経ちましたが、今の気持ちはどうですか?」

それは次の様に続くだろう。

「就任式、私も現場にいましたが、多くの人々が全国から駆け付けました。その姿を見て、どうお感じになられましたか?」

そして本題に入るとして、次の様になるだろう。

「総理は選挙戦から経済を活性化させると言われてきました。具体的におききします。まず、どこから手を付けられますか?」

それに気持ち良く答える総理大臣の顔が目に浮かぶ。要は、総理大臣の宣伝だ。それは質問の内容だけじゃない。ミュアー氏が見せたような、挑むという姿勢は全く見せない。なぜか?見せたら後で大変なことになるからだ。総理官邸から会社の上層部に苦情が寄せられるのは勿論、政権を支持する政治団体などから嵐のような抗議が会社に押し寄せる。その結果は多くの事例が語ってくれている。

キャスターの毅然とした態度
ミュアー氏が見せた毅然とした態度は、まだ米国の民主主義が健全に機能していることを物語っているのかもしれない。


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